コスモ石油、「ブルーアンモニア」売買契約をアブダビ国営石油会社と締結
コスモ石油(東京都港区)は6月6日、ブルーアンモニアのサプライチェーン構築に向けた知見の蓄積を目的に、アブダビ首長国で製造されたブルーアンモニアについて、アブダビ国営石油会社(ADNOC)と売買契約を締結した。
ブルーアンモニアは、化石燃料由来であるが、製造時に排出されるCO2を分離・回収し、大気へのCO2排出を抑制して製造されたアンモニアのこと。ADNOCとOCI社(オランダ)の合弁会社であるFertiglobe社が、既存のアンモニア製造設備において、製造時に排出されるCO2を分離・回収して地層に貯留することでブルーアンモニアとして試験的に出荷する製品を、コスモ石油が購入する。ブルーアンモニアはISOコンテナで日本に輸送、自社事業所で使用する予定だ。
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