商船三井、欧州向け自動車船で「カーボンオフセット航海」実施 約4千t相殺

商船三井(東京都港区)は6月15日、日本から欧州向けの完成車海上輸送において、カーボンオフセット航海を実施したと発表した。同船が日本〜欧州間の航海で排出したCO2量は、燃料油の製造から同船で消費するまでの全過程を含め約4,000トン。この全量をオフセットした。
今回の取り組みは、現在の技術レベルでは削減が困難なCO2排出量に対し、海運におけるカーボンクレジットの具体的な活用を検討するためのパイロットケースとして実施したもの。商船三井が運航する「BELUGA ACE(ベルーガ・エース)」は、マツダ(広島県安芸郡)の完成車を船積みし、4月18日に広島港を出港、5月28日に英国・Bristol港にて航海を完了した。
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