三菱重工、米国発電所で20%の水素混焼に成功

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マクドノフ・アトキンソン発電所(写真提供:ジョージア・パワー)
マクドノフ・アトキンソン発電所(写真提供:ジョージア・パワー)

三菱重工業(東京都千代田区)は6月15日、米国ジョージア州スミュルナ市にあるマクドノフ・アトキンソン発電所のガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備にて、20%(体積比)の水素混合燃料による燃焼実証を行ったと発表した。天然ガスと同水準の温度・排ガス・保守影響での安定燃焼を検証、CO2排出を約7%削減した。

この取り組みは、三菱重工グループの米国現地法人である三菱パワーアメリカが、米国の電力会社であるジョージア・パワーと米国電力研究所(EPRI)と共同で行ったもので、三菱重工のM501G形天然ガス焚きガスタービンを使い、部分負荷と全負荷の両条件下において、水素と天然ガスの混合燃料による燃焼実証試験に成功した。

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