清掃工場から金・銀を回収 神鋼環境ソリューションと相模原市が共同研究

神鋼環境ソリューション(兵庫県神戸市)は6月16日、相模原市と共同で、同市南清掃工場において廃棄物に含まれる貴金属(金・銀)資源の調査・研究を行った結果、同社が建設した流動床式ガス化溶融炉から金と銀を回収することができたと発表した。
流動床式ガス化溶融炉は、ごみを500~550℃の高温で流動する砂によってガス化燃焼させる。一般ごみとして廃棄された電子機器等に含まれた貴金属は比重が高いため、炉底部の砂の中で高濃縮された状態で効率的に回収することができるという。同社によると、2021年度の回収量(炉低砂分析結果)は、金(Au)15,427gと銀(Ag)15,856g。
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