東南アジアがエネ需要増加をけん引 IEA、シンガポールへ事務所開設

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シンガポール新事務所のオープニングセレモニーの様子(出所:IEA)
シンガポール新事務所のオープニングセレモニーの様子(出所:IEA)

国際エネルギー機関(IEA)は11月22日、東南アジアのエネルギー状況に関する報告書「Southeast Asia Energy Outlook 2024」を公表した。東南アジアは今後10年間で世界のエネルギー需要増加をけん引する主要地域となる一方、化石燃料への依存とクリーンエネルギー転換の遅れが気候目標達成の大きな障害となることを指摘した。

エネルギー需要増加により投資が急がれる

東南アジアは、現在から2035年までの間に世界のエネルギー需要増加の25%を占める見込みであり、この期間ではインドに次ぐ第2位、2010年以降の同地域の成長シェアの2倍以上となる。今世紀半ばまでには、東南アジアのエネルギー需要はEUを上回ると予測されている。

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