1.5℃目標達成には19年比で「30年にGHG43%削減」 IPCC報告

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(出所:環境省)
(出所:環境省)

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は3月20日、気候変動について、科学的知見に基づき、現状の評価や対策をまとめた「第6次統合報告書」の政策決定者向け要約(SPM)を公表した。温暖化を1.5℃に抑制するためには温室効果ガス(GHG)排出量を2019年比で2030年までに43%、2040年までに60%削減することが必要であることなどを示した。

SPMでは、世界の平均気温は産業革命以前と比べて、2011年~2020年に1.1℃上昇し、短期のうちに1.5度に達する可能性が高いと警鐘を鳴らした。すべての部門において急速で大幅なGHGの排出削減が必要だと訴えている。

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