アーステクニカ、自走式破砕機で省エネを実現 鉄筋など自動排出機能も

川崎重工グループのアーステクニカ(東京都千代田区)は5月31日、省エネ性能を実現した自走式破砕機「SEASER™(シ―サー)」の販売を開始した。エンジンの回転出力を直接破砕機に伝達する省エネ駆動「NCD方式」を採用することで、エネルギー効率を10%以上(同社比)向上させたという。
NCD駆動でエネルギー変換を効率化
従来の自走式破砕機は、油圧駆動や電動機駆動が主流だが、同機ではNCD(Non-Conversion Drive)方式を採用。同機で使用する動力において最も大きな割合を占めるジョークラッシャ(2枚のプレートで圧縮することで対象物を破砕する破砕機)を、電気や油圧にエネルギーを変換せず直接運転することで、エネルギー変換によるロスをなくしたという。
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