帝人グループら、人工皮革用離型紙のリサイクル開始

帝人フロンティア(大阪府大阪市)子会社で人工皮革の製造・販売などを手がける帝人コードレ(同)は8月21日、WR Supply(東京都足立区)、レンゴー(大阪府大阪市)とともに、ほぼ全量を焼却や廃棄している使用済み人工皮革用離型紙をリサイクルする取り組みを開始すると発表した。
人工皮革用離型紙は、人工皮革製造時に表面に意匠性を付与する工程紙で、ベース紙と樹脂層の2層構造となっている。WR Supplyは、古紙を原料とした離型紙用ベース紙製造の研究を重ね、自社が有する特許とレンゴー独自の板紙製造技術を合わせることで、古紙を100%使用した人工皮革用離型紙向けベース紙「EB(イービー)シリーズ」の開発に成功した。この「EBシリーズ」を用いることで離型紙のリサイクルを可能とした。
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