三菱ガス化学とTRE、グリーンメタノール製造の商業化目指し協業

TRE ホールディングス（東京都千代田区）と三菱ガス化学（同）は5月22日、国内の木質バイオマスおよび廃棄物を活用した、日本初となるグリーンメタノール製造の商業化を目指し、戦略的業務提携および事業性検証に関する覚書を締結したと発表した。事業性を検証するプラントを、千葉県内に設置する。

TREが資源供給、三菱ガス化学が製造・販売　

廃棄物・資源のリサイクルや再生可能エネルギー事業などを展開するTREは、今回の協業において、木質資源や廃プラスチックなどを調達し、メタノール製造に適した構成で原料として三菱ガス化学に供給する。木質資源は、千葉県森林組合（千葉県千葉市）と連携し、森林整備計画に基づき安定した供給を目指す。