三井物産、マレーシアCCSバリューチェーン構築事業 中国電力も参画

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2023年6月のマレーシアにおけるCCS事業の共同開発に関する契約署名式の様子(出所:三井物産)
2023年6月のマレーシアにおけるCCS事業の共同開発に関する契約署名式の様子(出所:三井物産)

三井物産(東京都千代田区)は2月19日、中国電力(広島県広島市)とマレーシア・日本間のCCSバリューチェーン構築に関する覚書を締結したと発表した。三井物産がマレーシア国営石油会社などと共同で開発を進める「マレーシア沖のCO2貯留サイト」において、CO2回収・貯留(CCS)や輸送などを含むバリューチェーン構築をともに目指す。

中国電力グループの火力発電所で排出されたCO2を活用

今回の覚書に基づき、今後は中国電力グループの石炭火力発電所で排出されるCO2の分離・回収、液化・貯蔵のほか、マレーシアまでの液化CO2の海上輸送、マレーシア沖でのCO2地下貯留、海上浮体式貯蔵設備の採用などの先進的な取り組みを行う。

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