セイコーエプソンら、「衣類繊維リサイクル」新手法の共同研究を開始

セイコーエプソン(長野県諏訪市)は2月5日、香港を拠点に繊維・衣類などの開発を手がける香港繊維アパレル研究開発センター(HKRITA)と、協業を開始すると発表した。セイコーエプソンの独自技術「ドライファイバーテクノロジー」を応用して、伸縮性混紡素材や強撚糸素材の解繊技術の確立を目指すとともに、HKRITAの技術を生かし、新たな衣類繊維のリサイクルソリューションの提供を目指す。
繊維素材を価値あるモノに変えるエプソンの独自技術
ドライファイバーテクノロジーはエプソン独自の技術で、水を使わずに繊維素材を価値あるモノに変え、用途に合わせた繊維化や結合・成形を行い素材の高機能化を実現するというもの。
現在は、再生繊維に関する生産ソリューション開発のほか、使用済みの紙などを原料に、新たな紙・梱包材の生産や、さらに強度・耐久性の高い再生プラスチック・バイオプラスチックの開発に取り組んでいる。
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