「25年、再エネが石炭抜き最大発電源に」 IEA
国際エネルギー機関(IEA)は12月6日、2025年に再生可能エネルギーが石炭を抜いて最大の発電源になる見込みだとする報告書「Renewables 2022」を発表した。エネルギー危機の中で、太陽光や風力など再生可能エネルギーの導入が世界的に進むとの予測を示した。
報告書によると、世界の再エネの総発電容量は今後5年間でほぼ倍増し、石炭を抜いて最大の発電源となる。2022年から2027年にかけての再エネ発電容量の増加は2400GWになると予想されており、これは現在の中国の全発電容量に匹敵する量であるという。また、この5年間で、再エネは世界の電力拡大の90%以上を占める。