日本製鉄、高炉水素還元でCO2削減43%達成 自社が持つ世界最高水準更新

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「日本製鉄カーボンニュートラルビジョン2050」のロードマップ(出所:日本製鉄)
「日本製鉄カーボンニュートラルビジョン2050」のロードマップ(出所:日本製鉄)

日本製鉄(東京都千代田区)は12月20日、水素による高炉でのCO2削減技術、いわゆる「高炉水素還元」に関して、試験炉において世界初となるCO2削減40%超(実績値43%)を記録し、試験炉での開発目標を前倒しで達成したと発表した。

高炉内の熱バランスを改善し、水素利用を効率化

同社は現在、「日本製鉄カーボンニュートラルビジョン2050」を掲げ、国の支援の下、3つの超革新的技術の開発を進めている。「高炉水素還元」はその一つで、高炉での鉄鉱石の還元を石炭の代わりに水素を用いることで、CO2排出を削減する技術だ。

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