容量市場24年度追加オークション、応札価格の算定に誤り 電力監視委が指導

  • 印刷
  • 共有
画像はイメージです
画像はイメージです

電力・ガス取引監視等委員会は7月10日、電力広域的運営推進機関(OCCTO)が5月に実施した「容量市場2024年度追加オークション(対象実需給年度:2025年度)」に関する事後監視の結果を公表した。

同オークションに応札している特定の事業者について、正当な理由なく、稼働が決定している電源を応札しないまたは期待容量を下回る容量で応札すること(売り惜しみ)や、電源を維持するために容量市場から回収が必要な金額を不当に上回る価格で応札すること(価格つり上げ)といった問題となる行為が行われていなかったかという観点から事後監視を実施。その結果、売り惜しみの事後監視では、問題となる事例は確認されなかった。価格つり上げの事後監視では、一部の電源を除き、問題となる事例は確認されなかった。

一方で、E-Flow(大阪府大阪市)が応札した一部の電源については、同委員会が6月に実施した価格つり上げの事後監視において、応札価格の算定方法に誤りがあり、「電源を維持するために容量市場から回収が必要な金額」を上回る価格で応札されたことを確認した。

応札価格の算定方法ミスで業務改善指導

続きは有料会員になるか、この記事の購入後にお読みいただけます。

  • 実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
  • 有料会員になると購入不要で全記事読める(登録月無料)
  • 有料会員は「補助金情報検索システム」も利用可能
  • ポイントは記事の感想ボタンで貯められます
無料会員
300pt
有料会員
0pt

※記事単位での購入は
ポイントが必要です

関連記事