マイクロプラ排出を抑える洗濯ネット 85%以上除去

伊藤忠ファッションシステム(東京都港区)は7月15日、京都大学研究チームと共同で、認証洗濯ネット利用の実証実験を行い、洗濯で流出するマイクロプラスチックファイバー(MPF)の排出重量を85%以上除去できることを確認したと発表した。
今回使用された洗濯ネットは、藤栄(東京都目黒区)が開発したもの。0.025mmの極細特殊ナイロン素材を使用し、超微細な網目構造により、洗濯時に衣類から出るMPFをネット内に捕集し、排水を通した海洋への流出を防ぐことができる。
同実証では、洗濯回数(1回・5回・20回・50回)ごとに排出されるMPFの重量・数量・排出物の長さを測定した。
続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。
- 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
- 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
- 有料記事などに使えるポイントを貯められる
- クリッピング機能で要チェック記事をストックできる