商船三井、CCUS向け液化CO2船と洋上浮体式設備の設計基本承認を取得

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洋上での荷役イメージ図 図左は洋上浮体式設備(後ろは圧入設備)、図右は液化CO2船(出所:商船三井)
洋上での荷役イメージ図 図左は洋上浮体式設備(後ろは圧入設備)、図右は液化CO2船(出所:商船三井)

商船三井(東京都港区)は6月28日、CCUS(CO2回収・有効利用・貯留)バリューチェーン構築において、CO2の輸送手段となる「液化CO2船(LCO2船)」と、洋上で貨物の受入・払出を行う「LCO2洋上浮体式設備(FSO)」の設計基本承認を船級協会から取得したと発表した。

AiPとは、認証機関が基本設計を審査し、技術要件や安全性の基準を満足すると承認されたことを示すものだ。今回のコンセプトスタディ完了とAiP取得により、輸送貨物量・距離、洋上の貯留地付近までの直接輸送等、将来の多様な輸送ニーズに柔軟に対応することが可能となる。

AiPを取得した液化CO2船と洋上浮体式設備は4種類

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