東レ、非可食バイオマスからの繊維・樹脂・フィルム原料供給へ タイ子会社で

東レ(東京都中央区)は8月22日、タイ子会社において、植物の非可食成分から各種化学品生産の原料となる糖(非可食糖)を製造する設備を拡充し、非可食バイオマス由来の繊維・樹脂・フィルム原料の供給に向けて本格始動すると発表した。
東レはこれまでに、DM三井製糖(東京都港区)と共同で、サトウキビの搾りかすであるバガスを原料とした非可食糖の製造について、分離膜を用いた省エネ型の製造技術を確立している。また、バガス原料から高付加価値品であるポリフェノールの併産技術も確立している。
キャッサバパルプを原料とした非可食糖の製造設備を新たに導入
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