日揮、マレーシアでグリーン水素・MCH製造プラント設計を受注

日揮ホールディングス(神奈川県横浜市)は4月2日、子会社の日揮グローバル(同)を通じて、ENEOS(東京都千代田区)と住友商事(同)がマレーシアで進めているグリーン水素製造プラントとMCH(メチルシクロヘキサン)製造プラントの基本設計役務を受注したと発表した。
年間9万トンのグリーン水素を製造
ENEOSと住友商事が推進中の事業は、マレーシアサラワク州政府傘下の企業であるSEDCエナジーと共同で、水力発電所からの再エネ由来の電力を用いて製造したグリーン水素を効率的な水素の輸送形態のひとつであるMCHに転換するというもの。製造した水素は、日本の需要地に海上輸送する。
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