三菱重工、英発電所の商用規模CCS導入をサポート

三菱重工業(東京都千代田区)は8月30日、グループの三菱重工エンジニアリング(神奈川県横浜市/MHIENG)とともに、スコットランドのピーターヘッド発電所向けに、ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備とCO2回収プラントに関する基本設計を受注したと発表した。
このプロジェクトは、ピーターヘッド発電所を所有するエス・エス・イー・サーマル社と、北欧最大のエネルギー企業であるエクイノール社(ノルウェー)が進めているもの。約150万トン/年のCO2を回収し、北海の沖合へ回収したCO2を貯留する計画だ。GTCC発電設備とCO2回収プラントを同時に建設し、GTCC排ガスからのCO2回収で商用規模のCCS(CO2回収・貯留)実現を目指すスコットランド初のプロジェクトとなる。
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