「氷河を救う挑戦は敗北」 WMO、続く気候変動に警鐘

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世界気象機関(WMO)は4月21日、アースデイに先駆けて地球規模の気候についてまとめた年次報告書「The State of the Global Climate 2022」を公表した。2023年のアースデイは4月22日。WMOは、2022年も気候変動は進行しており、その被害は「山頂から深海まで」に及ぶと訴えた。具体的には干ばつ、洪水、熱波は全世界に影響を与え、世界で何十億ドルもの損害をもたらした。海氷は著しく減少し、海水面は観測史上最大の高さを記録した。

報告書は、温室効果ガスの記録的な増加によって引き起こされた陸上、海洋、大気における地球規模の変化と、それによる食糧不足や避難民の発生などの影響についてまとめている。

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