大気からCO2を直接回収・活用 双日ら、都市実装に向け実証を開始

  • 印刷
  • 共有
同事業が目指す都市の未来イメージ(出所:Carbon Xtract)
同事業が目指す都市の未来イメージ(出所:Carbon Xtract)

双日(東京都千代田区)、Carbon Xtract(同)、清水建設(同・中央区)の3社は10月17日、東京都の支援事業の採択を受けて、建物内などで、CO2を大気から直接回収し活用するシステムの都市実装に向けた実証を開始すると発表した。

小型・分散型システムでCO2を回収・利活用

Carbon Xtractが保有する、九州大学発のナノ分離膜を用いて空気中のCO2を直接回収するDAC技術「m-DAC®」は、大規模な設備を必要とせずに装置を小型化して分散して設置できることを特徴としている。今後、都市部のさまざまな場所に設置してCO2の回収に役立てられると期待されている。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事