TLP式・浮体式洋上風力発電の実証開始 JERAら

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TLP方式の概略図((提供:三井海洋開発)
TLP方式の概略図((提供:三井海洋開発)

三井海洋開発(東京都中央区)、JERA(同)、東洋建設(同・千代田区)、古河電気工業(同)は8月19日、TLP方式の浮体式洋上風力発電の実証試験を開始すると発表した。まずは試験開始に向けて、北海道石狩湾にて海底地盤調査を実施する。

この調査は、グリーンイノベーション基金事業の一環として、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)により4社が採択された「TLP方式による浮体式洋上風力発電低コスト化技術検証事業」の一環として実施する。実証試験に必要な海底地盤構造や特性を把握する目的で、JERAが想定する海域で行う。この中でJERAは、北海道石狩湾沖において、風況や海洋観測も行い、浮体式洋上風力発電設備の設計に用いる環境条件の設定も実施する。

15MWクラスの発電実証設備の基本設計を実施

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