サツマイモで空調設備を省エネ 東急不動産、オフィスビル屋上で「芋緑化」

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(画像左)6月4日に実施した 「渋谷スクエアA」での植え付けの様子、(画像右)「ウノサワ東急ビル」屋上(出所:東急不動産)
(画像左)6月4日に実施した 「渋谷スクエアA」での植え付けの様子、(画像右)「ウノサワ東急ビル」屋上(出所:東急不動産)

東急不動産(東京都渋谷区)は6月6日、オフィスビル屋上での菜園活動に、空調設備の省エネ効果が見込める仕組みの「室外機芋緑化システム(芋緑化)」を取り入れ、より多くの施設に展開していくと発表した。芋緑化はサツマイモの葉を活用して空調設備のエネルギーを削減するもので、実証実験では日中で最大約10%の省エネ効果が得られたという。

同社本社の「渋谷ソラスタ」が所在する渋谷道玄坂エリア(国道246号沿い)を重点エリアとして、2023年度、芋緑化については新たに2施設、屋上菜園については4施設に展開。前年度までの5施設から10施設(内6施設が渋谷道玄坂エリア)へと拡大する。

サツマイモの葉で「日陰効果」と「蒸散作用」 機器周辺の温度を低下

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