サツマイモで空調設備を省エネ 東急不動産、オフィスビル屋上で「芋緑化」

東急不動産(東京都渋谷区)は6月6日、オフィスビル屋上での菜園活動に、空調設備の省エネ効果が見込める仕組みの「室外機芋緑化システム(芋緑化)」を取り入れ、より多くの施設に展開していくと発表した。芋緑化はサツマイモの葉を活用して空調設備のエネルギーを削減するもので、実証実験では日中で最大約10%の省エネ効果が得られたという。
同社本社の「渋谷ソラスタ」が所在する渋谷道玄坂エリア(国道246号沿い)を重点エリアとして、2023年度、芋緑化については新たに2施設、屋上菜園については4施設に展開。前年度までの5施設から10施設(内6施設が渋谷道玄坂エリア)へと拡大する。
サツマイモの葉で「日陰効果」と「蒸散作用」 機器周辺の温度を低下
続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。
- 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
- 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
- 有料記事などに使えるポイントを貯められる
- クリッピング機能で要チェック記事をストックできる