アウディ、世界各地で生物多様性保護プロジェクトを実施 進捗報告

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(出所:アウディAG)
(出所:アウディAG)

自動車メーカーの独アウディAGは1月19日、同社が実施している生産拠点における生物多様性保護プロジェクトの進捗を発表した。野草を5000本植える草原プロジェクトや絶滅危機に瀕している野生のミツバチ保護の取り組みなどを紹介している。

同社は現在、脱炭素化や資源および水の効率的な利用に加え、環境プログラム「Mission:Zero」の主要な活動分野のひとつとして、生物多様性に焦点を当てている。2023年も各拠点において、生物多様性保護を目的としたさまざまなプロジェクトを実施した。

ビオトープと野生の花が咲く草原プロジェクト

本社インゴルシュタット工場から数km離れた場所には現在、絶滅危惧種の動植物の新たな生息地が造成されている。同社では、その地域を「Audi AzuBioTop」(アウディ アズバイオトップ)と名づけ、2022年10月より、若手従業員を中心に、草地に少しずつ果樹や花を植える取り組みを継続。その結果、この場所はスナトカゲの新しい生息地にもなった。

今回のこの取り組みをチームワークショップの一環として実施し、工場敷地内の500m2のエリアに、この地域に根づく野草5000本を新たに植えた。最終的には、約2万m2のエリアを自然の草原に変えることを目指す。

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