廃棄物によるバイオガス発生量を正確に予測 産総研らが新モデル開発
国立研究開発法人産業技術総合研究所、富士クリーン(香川県綾川町)、香川県産業技術センター(香川県高松市)らの研究チームは5月13日、ごみ処理プラントにおいて、廃棄物の乾式メタン発酵によるガス発生量を予測できるモデルを開発したと発表した。廃棄物の種類と量、気温を基にバイオガスの排出量を正確に予測できるという。
微生物は考慮せず、廃棄物の種類・量、気温を考慮
湿式メタン発酵については各種予測モデルが開発されているが、乾式メタン発酵に関しては、商業プラントの運転データを用いた予測手法が確立していなかった。今回の研究では、汚泥中の菌叢が安定であった富士クリーンの乾式メタン発酵施設を活用し、バイオガス発生量を高精度に予測した。
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