NEC、廃棄物処理施設をスマート化 作業効率などを改善

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プラント内の重機・ピットの状況を可視化(出所:日本電気)
プラント内の重機・ピットの状況を可視化(出所:日本電気)

NEC(東京都港区)は1月17日、廃棄物の再資源化処理を行う石坂産業(埼玉県三芳町)のプラントで、ローカル5GとAIを活用した実証実験を行い、その結果をとりまとめ公表した。

この取り組みはスマートプラントにより、人手不足の解消と安全・安心な作業環境を目指すというもの。詳細は以下のとおり。

作業状況の可視化や省人化を実施

ローカル5Gを使った実証では、高速・大容量・低遅延の特長を生かし、廃コンクリート処理プラント内における重機の稼働状況や廃棄物の処理量をディスプレイ上に再現。リアルタイムに可視化することで、作業効率の改善検討やリスクの把握を実施した。

またAI活用の取り組みとして、混合廃棄物処理プラント内で重機の遠隔操縦を実施。作業の効率化・省人化に加え、過酷な現場から離れた安全・安心な作業環境の検証を行った。

具体的な取り組みの内容と結果は、以下のとおり。

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