プラ中間膜を消臭機能性材料に 滋賀県、県内企業と共同で新手法開発

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滋賀県は7月7日、県立試験研究機関である東北部工業技術センター(長浜市)が、自動車のフロントガラスなどに使用されるプラスチック中間膜の新たなリサイクル手法を開発したと発表した。県内企業のガラステクノシナジー(大津市)、マスダ商事(野洲市)と共同開発したもので、消臭効果に優れた日用品の製造に活用できる機能性材料への再生に成功した。

国産の中間膜は滋賀県甲賀市で作製

中間膜は、自動車のフロントガラスや建築用ガラスの間に挟み込まれ、ガラスの飛散防止や強度向上を目的として使用されるプラスチックフィルム。国内では主に同県内の積水化学グループの工場で製造されている。

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