業績連動報酬のESG要素反映、日本は英・米下回る

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(出所:デロイト トーマツ グループ)
(出所:デロイト トーマツ グループ)

デロイト トーマツ グループ(東京都千代田区)は7月11日、日・英・米における業績連動報酬への環境・社会・ガバナンス(ESG)の要素の反映状況について調査した結果を発表した。ESG要素を役員報酬に連動させている日本の企業割合は2020年度のデータで短期・長期インセンティブ共に約15%にとどまった。2021年度の英米の短期・英国の中長期インセンティブ比率と比べると大きく下回る状況にあること分かった。

同社は「インセンティブの低さから役員のコミットメントを十分に取り込めていない可能性がある」として「一部の経営者にとっては腰を据えた中長期の対応に抵抗を感じる場合もあるかもしれないが、報酬にESGへの取組評価を連動させることで経営者の行動変革を促すことが必要だ」と指摘した。

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