日本生命、関電参加の英独間連系送電線事業に融資

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日本生命保険相互会社(大阪府大阪市)は7月22日、イギリスとドイツを結ぶ初の国際連系送電線プロジェクト「ノイコネクト英独連系線を実施するNeuConnect Britain Ltdと融資契約を締結したと発表した。同融資はグリーンローンで、融資額は100百万英ポンド(約164億円)。同社はシンジケートローンの組成段階から参加する。

この取り組みは、英国東部とドイツ北部を結ぶ約720kmの高圧直流送電システムを構築し、両国間で電力を融通するというもの。新設する送電線は総延長約670km、送電容量は140万kW。同プロジェクトの完成により、両国の電力の安定的な確保に資することに加え、再生可能エネルギーのさらなる活用が期待される。運転開始は2028年予定で、運転開始後の25年間で合計約1,300万tのCO2排出量削減に貢献する見込みだ。

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