JX石油開発、米・大規模CO2回収プラントの運転再開

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Petra Nova CCUS プロジェクトにおける CO₂回収プラント(出所:JX石油開発)
Petra Nova CCUS プロジェクトにおける CO₂回収プラント(出所:JX石油開発)

JX石油開発(東京都千代田区)は9月13日、連結子会社のPetra Nova Parish Holdingsが米国で運営するPetra Nova CCUSプロジェクトのCO2回収プラント(米国テキサス州)が、同月5日(現地時間)に運転を再開したと発表した。同プラントは2020年5月以降運転を停止していた。

Petra Nova CCUS プロジェクト概念図(出所:JX石油開発)
Petra Nova CCUS プロジェクト概念図(出所:JX石油開発)

同プロジェクトは火力発電所の燃焼排ガスからCO2を分離・回収し、回収したCO2を油田へ圧入して原油増産に繋げるもの。世界的にも大規模なCCUS(CO2の回収・有効利用・貯留技術)プロジェクトだ。燃焼排ガスからCO2を回収するプラントとしては世界最大規模。年間約140万トンの温室効果ガス(CO2)を回収できる。

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