国内石油業界初、ENEOSらが石油製品のカーボンフットプリント可視化へ

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ENEOS(東京都千代田区)、ウェイストボックス(愛知県名古屋市)、NTTデータ(東京都江東区)の3社は3月から、石油製品の製品別のカーボンフットプリント(CFP)算定と、組織単位での温室効果ガス(GHG)排出量管理システムの構築に向けた共同検討を開始した。2023年度中にシステムを構築し、ENEOSが提供する潤滑油、石油化学製品、機能材など一部製品のCFPデータの顧客向け提供を目指す。

CFPとは、原料調達から廃棄に至るまでライフサイクルにおける製品単位のGHG排出量をCO2に換算して表示する仕組み。石油製品のCFP算定に当たっては、石油製品特有の複雑な製造工程に合わせて適切に排出量を配賦するロジックを構築することが求められる。

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