経産省、「水素保安戦略」の中間報告を公表 3つの行動方針を整理
経済産業省は3月13日、大規模な水素利用に向けて、水素保安の全体戦略「水素保安戦略」について、これまでの議論を整理した報告書(中間とりまとめ)を公表した。世界最先端の日本の水素技術で水素社会を実現し、安全・安心な利用環境を社会に提供することを目的に、3つの行動方針と9つの具体的な手段で取り組むことを中間的に取りまとめた。併せて、中間とりまとめの一部として、水素保安の技術マップ、工程表もまとめた。
本格的な水素の大規模利用を前に、保安戦略の策定を
水素社会の実現を見据え、水素のサプライチェーン(製造、輸送・貯蔵、利用)の各段階において、保安規制の面から、安全を前提としつつ、利用環境の整備を着実に実施していくことが重要となっている。