東芝ESS、岩石に蓄熱・発電に活用 国内初・約500kWhの試験設備活用

東芝エネルギーシステムズ(東芝ESS/神奈川県川崎市)は11月21日、岩石蓄熱技術を用いた蓄エネルギー技術の開発において、国内初となる熱容量約500kWhの試験設備を東芝横浜事業所内に設置し、本格的な技術開発・実証を開始したと発表した。
東芝ESSは、中部電力(愛知県名古屋市)、丸紅(東京都千代田区)とともに、環境省の委託業務において、岩石蓄熱技術を用いた蓄エネルギーサービス事業の技術開発に取り組んでいる。これまで3社は、リチウムイオン電池、水素に比べ、環境性、経済性、設備信頼性において優位性が見込まれる岩石蓄熱技術に着目し、共同での基礎研究を進めてきた。その保有する検討成果から、岩石蓄熱技術を用いた発電システムは、一定条件下において実現可能性があることを経済的に見出すことができたという。
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