洋上風力発電「促進区域」、新たに3カ所指定へ

経済産業省と国土交通省は8月25日、再エネ海域利用法に基づき洋上風力発電事業の「有望な区域」として整理していた「長崎県西海市江島沖」、「新潟県村上市及び胎内市沖」、「秋田県男鹿市、潟上市及び秋田市沖」について、「促進区域」の指定に向け、指定の案の公告と縦覧を開始した。

「有望な区域」は、洋上風力発電事業を実施するため事業者の公募等を行う「促進区域」に早期に指定できる見込みがあり、国が協議会の組織等に着手するなどより具体的な検討を進めるべき区域とされている。3区域は「有望な区域」として整理されたことを受け協議会を設置。各協議会で協議を進めた結果、それぞれ当該区域を、着床式洋上風力発電に係る「促進区域」として指定することについて異存はないとの意見がとりまとめられた。