瀬戸内海で漁業系ごみ回収の実証事業 1t回収

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(出所:瀬戸内オーシャンズX推進協議会)
(出所:瀬戸内オーシャンズX推進協議会)

瀬戸内海に面する4県(岡山県、広島県、香川県、愛媛県)と日本財団が共同で推進している海洋ごみ対策プロジェクト「瀬戸内オーシャンズX推進協議会」は8月9日、海岸に散乱する漁業系ごみを、減容装置を用いて処理する実証事業を実施したと発表した。

この実証では、船でしかアクセスできない宇和島市蒋渕(こもぶち)の海岸に堆積した漂着ごみを回収し、分別、大型漁業系ごみの減容、排出までの一連の流れを検証した。この実証には、宇和島市の地元住民や岡原市長、市職員のほか、海上災害防止センター、減容機・破砕機メーカー社員など約100名が参加し行われた。

その結果、回収量は合計約1トンとなった。内訳はペットボトルや包装などの生活系ごみが約580kg、漁具のプラスチック製のブイが約600kg(約450個)。

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