栗田工業ら、水処理装置にPFASフリー部材使用 実用化に向け実証開始

栗田工業(東京都中野区)は4月4日、水処理装置におけるPFASフリー部材の実用化に向け、共同開発を本格化させると発表した。取り組み第1弾として、旭有機材(同・台東区)と、PFAS代替素材を使用したバルブの実証実験を今春をめどに開始する。
樹脂製バルブに使用するPFAS、将来的には規制対象となる可能性も
PFASは、水や油をはじく効果や高い耐薬品性や耐熱性からさまざまな製品に使われているが、発がん性などの有害性があるとされ、近年は欧米を中心に水質規制・製造規制が進んでいる。日本においても、2026年度からPFOAおよびPFOSに対し、水道水水質基準化と定期的な検査が義務化される予定だ。
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