東芝ESS、フィリピン・20MWの地熱発電設備受注

東芝エネルギーシステムズ(神奈川県川崎市)は10月4日、同社グループ現地法人の東芝フィリピン社と共同で、ルソン島南部タナワン地区に建設が予定されている「タナワン地熱発電所」(20MW)向けに地熱発電設備一式を受注したと発表した。2023年6月から現地納入を開始し、2024年11月に運転を開始する予定。
同発電所は、世界最大の地熱発電設備容量を誇るフィリピンのEnergy Development Corporation(EDC社)の特別目的会社であるBac-Man Geothermal Inc.(BGI社)が計画を進めるフラッシュ地熱発電所。また、同事業は環境省の二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうち設備補助事業(JCM設備補助事業)のスキームを用いている。みずほ東芝リース(東京都港区)がJCM設備補助事業の代表事業者となって、EDC社の特別目的会社が排出量モニタリングを行い、これをもとにみずほ東芝リースがGHG排出削減量算定と報告を行う。
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