IHI原動機の舶用燃費データ、出荷の8割に改ざんも 中間報告に再発防止策

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国土交通省は6月4日、IHI(東京都江東区)およびIHI原動機(同・千代田区)より、同社製の舶用エンジンの燃料消費率データが改ざんされていた件に関して、同社の調査状況と現時点の再発防止策について中間報告を受けたと発表した。中間報告の時点で、データ改ざん件数がさらに300台以上増えたことや、海外向け製品にも及んでいたことなどが明らかになった。

同省は4月24日、両社より2003年以降に出荷した1,938台の国内向け舶用エンジンのうち1,594台について、群馬県と新潟県の2工場における試験運転で、燃料消費率測定データが改ざんされていた(そのうち796台で顧客に提出している仕様値からの逸脱が判明)という報告を受け、調査を行っていた。また、両社に対し、5月末までに、その時点までに判明・措置した事項について報告するよう命じていた。

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