JERAら、フィルム型太陽電池を火力発電所に導入 25年以降大規模設置へ

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横須賀火力発電所に設置のフィルム型ペロブスカイト太陽電池(出所:積水化学工業)
横須賀火力発電所に設置のフィルム型ペロブスカイト太陽電池(出所:積水化学工業)

積水化学工業(大阪府大阪市)とJERA(東京都中央区)は3月27日、フィルム型ペロブスカイト太陽電池を火力発電所に設置するための共同実証実験を開始したと発表した。

2025年以降にフィルム型太陽電池を大規模設置へ

現在、JERAが保有する26カ所の火力発電所はすべて沿岸部にあり、太陽光発電設備を設置するためには耐塩害性が必要になる。

今回、両社は、横須賀火力発電所(神奈川県横須賀市)と鹿島火力発電所(茨城県神栖市)構内にフィルム型ペロブスカイト太陽電池を設置し、耐塩害性能・防汚性能・発電性能を実証する。火力発電所を対象とした同太陽電池の実証試験は、日本では初めての取り組みとなる。

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