「使用済み食用油」を道路舗装合材に活用する官民一体型プロジェクトが発足

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田中鉄工の末吉代表取締役社長とプロジェクトに参画する大竹市の園田市長や各企業の代表ら(出所:田中鉄工)
田中鉄工の末吉代表取締役社長とプロジェクトに参画する大竹市の園田市長や各企業の代表ら(出所:田中鉄工)

アスファルト合材のプラント製造会社である田中鉄工(佐賀県基山町)は4月26日、道路舗装業界のカーボンニュートラル実現に向けて、家庭や飲食店などから発生した使用済み食用油(UCO=Used Cooking Oil)をアスファルト製造に使われる重油の代替燃料として利用する、ローカルSDGsモデル「Roa(d)cal SDGs Project」を発足した。

道路舗装業界が取り組む地産地消モデルとしては、全国初の試みだという。舞台となる長崎県大村市で報道発表を行い、事業に参画する大村市、地元の建設会社や食品小売会社とともにプロジェクト発足の背景や目指す将来像について説明した。

アスファルト合材製造過程における廃食油活用とCO2削減効果

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