旭化成、水素製造のパイロット試験設備を着工 水電解技術開発を加速

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水電解パイロット試験設備外観イメージ(出所:旭化成)
水電解パイロット試験設備外観イメージ(出所:旭化成)

旭化成(東京都千代田区)は11月7日、同社の川崎製造所(神奈川県川崎市)において水素製造用のアルカリ水電解パイロット試験設備を着工したと発表した。今後、建設工事・機器設置・試運転を経て、2024年初頭の運転開始を目指す。

同社では、水素需要の拡大にあわせた水素製造設備の大型化と、変動する再生可能エネルギー由来の電力活用へ対応できる信頼性の高い製品の技術開発に向けて、今回のパイロット試験設備の導入を決定した。試験設備は複数の電解槽モジュールで構成され、変動応答性や長期耐久性といった多様な実証試験が可能だという。今回の設備導入により、同社の水電解技術開発を加速させる。

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