外食大手初、国産SAF製造向けに680店舗の廃食用油供給 全国規模で

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「スシロー」、「鮨 酒 肴 杉玉」外観写真(出所:FOOD & LIFE COMPANIES)
「スシロー」、「鮨 酒 肴 杉玉」外観写真(出所:FOOD & LIFE COMPANIES)

FOOD & LIFE COMPANIES(F&LC/大阪府吹田市)は4月5日、傘下の回転すしチェーン「スシロー」と、大衆寿司居酒屋「鮨 酒 肴 杉玉」の計約680店舗における使用済み食用油(廃食用油)を、国産の持続可能な航空燃料(SAF)製造の原料として供給すると発表した。廃食用油の量は年間およそ90万Lを見込んでいる。

F&LCは同日、国産SAFの供給網構築に取り組む、日揮ホールディングス(神奈川県横浜市)、レボインターナショナル(京都府京都市)、SAFFAIRE SKY ENERGY(神奈川県横浜市)と、国産SAF製造に向け全国規模で廃食用油の供給に協力する基本合意書を締結した。大手外食チェーンが全国規模で基本合意書を締結し、廃食用油をSAF製造に供給する具体的な取り組みは、業界で初めてとなる。

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