20年度の小型家電回収量、前年比4%増 過去最多に

経済産業省と環境省は8月23日、小型家電リサイクル法に基づく認定事業者(リサイクル事業者)が回収した使用済小型電子機器等(小型家電)の量と再資源化量の2020年度実績を公表した。回収量は102,498トン(前年度比4%増)で小型家電リサイクル法施行以来最多となった。
回収量の内訳は市町村による回収量が61,646トン(前年度比5%増)、認定事業者による回収量が40,844トン(前年度比2%増)だった。市町村回収における回収方法別の回収量は、「ピックアップ回収」が最も多く22,392トン (36%)、次いで、ステーション回収が11,100トン(18%)。 前年度に比べて、ステーション回収やピックアップ回収等は減少したが、ボックス回収や清掃工場等への持込みなどの回収量は増加したため、全体で2,862トン増加した。