日立造船、舶用エンジン1364台の燃料消費率データ改竄 不正は20年以上

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日立造船(大阪府大阪市)7月5日、子会社の日立造船マリンエンジン(熊本県⽟名郡⻑洲町)とアイメックス(広島県尾道市)が製造する舶用エンジンの燃料消費率の測定で、データの改竄があったと発表した。

「燃料消費率」を実際よりよく見せるために数値を操作

日立造船の報告によると、舶用エンジンの組立完了後に、顧客の立ち合いで行う陸上試運転において、実際の燃料消費率とは異なる数値を工場試験成績書に記載していたという。陸上公試運転時に、燃料消費率を顧客の仕様に基づく許容値内とすることやデータのばらつきを抑える目的で書き換えを行ったと説明している。

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