日本製鉄・三菱商事ら、CCS事業検討開始 国内排出CO2を海外に貯留

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日本製鉄(東京都千代田区)、三菱商事(同)、エクソンモービル(米国)の3社は1月25日、豪州などの海外アジア太平洋圏内でのCCS(CO2回収・貯留)と、日本国内で排出されるCO2を海外で貯留する「CCSバリューチェーン」構築に向けた共同検討に関する覚書を締結した。

3社は今後、日本製鉄の国内製鉄所から排出されるCO2の回収に関する調査、必要な設備開発の評価を行い、エクソンモービルによる豪州・マレーシア・インドネシアを始めとする海外アジア太平洋圏でのCO2貯留先の調査、三菱商事による海外へのCO2輸送・CCSバリューチェーン構築に向けた評価を実施する。日本でのCO2回収・海外でのCO2貯留に関するCCSバリューチェーン構築の具体的な検討は、世界初の試みだという。

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