国際海運の温室効果ガス排出量、2050年頃までにゼロへ IMOが新目標

国土交通省は7月11日、国際海事機関(IMO)が国際海運からの温室効果ガス(GHG)排出を「2050年頃までにゼロ」とする新たな目標を盛り込む削減戦略を採択したと発表した。
IMOは、7月3日~7日に、第80回海洋環境保護委員会(MEPC 80)を英国ロンドンで開催し、新たに強化されたGHG削減目標等を盛り込んだ「2023 IMO GHG削減戦略」を採択。同戦略では、ゼロエミッション燃料等使用割合に関する目標が新たに合意されたほか、2050年頃のGHG排出ゼロに向けた削減目安も掲げられている。
MEPC 80で合意された国際海運のGHG排出削減目標
続きは有料会員登録後にお読みいただけます。
- オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
- 登録月(購入日~月末)は無料サービス
- 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
- 月額
- 1,300円(税込)
- 年額
- 15,600円(税込)