三井物産、欧州・低炭素メタノール製造事業に出資 グリーン水素・CO2合成

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 Solar Park Kasso社eメタノール工場完成予想図(出所:三井物産)
Solar Park Kasso社eメタノール工場完成予想図(出所:三井物産)

三井物産(東京都千代田区)は7月6日、デンマークにおいて、グリーン水素とグリーンCO2から合成して作る低炭素メタノール(e-メタノール)を製造・販売する事業に出資参画すると発表した。

同事業は、出力304MWの太陽光発電、水電気分解、メタノールの各設備からなる「e-メタノール」製造工場の建設を進める。同工場のe-メタノールの年産能力は最大4.2万トンで、商業規模で製造する世界初・世界最大の事業だという。2024年からe-メタノール製造を開始する予定で、デンマークの海運大手A.P.モラー-マースク社、玩具大手レゴ社、医薬品大手ノボノルディスク社への販売契約を締結済み。

再エネ由来電力を活用して製造するグリーン水素と、バイオマス由来のグリーンCO2を合成

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