東芝ESS、マレーシアで火力発電にCCS導入へ 国営電力と検討開始

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(右から2人目)マレーシア国営電力会社テナガ・ナショナルのダトー インデラ バハリン プレジデント& CEO、(左から3人目)TNB GenCo社のダトー ノー アズマン マネージング・ディレクター、(中央着席)東芝エネルギーシステムズの四柳 端社長(出所:東芝エネルギーシステムズ)
(右から2人目)マレーシア国営電力会社テナガ・ナショナルのダトー インデラ バハリン プレジデント& CEO、(左から3人目)TNB GenCo社のダトー ノー アズマン マネージング・ディレクター、(中央着席)東芝エネルギーシステムズの四柳 端社長(出所:東芝エネルギーシステムズ)

東芝エネルギーシステムズ(神奈川県川崎市)は6月27日 、マレーシア国営電力会社テナガ・ナショナルの発電子会社であるTNB GenCoと、CO2分離回収技術(CCS)をマレーシアの火力発電所へ適用する検討を開始すると発表した。9月以降、TNB GenCo社の技術者について、東芝エネルギーシステムズグループ内の関連拠点でCCS設備の導入・運転に関するトレーニングや人材育成支援などを行う。

マレーシアの火力発電所へのCCS設備導入を推進 脱炭素目標達成へ貢献

東芝エネルギーシステムズ製CO2分離回収設備の一例(出所:東芝エネルギーシステムズ)
東芝エネルギーシステムズ製CO2分離回収設備の一例(出所:東芝エネルギーシステムズ)

今回の検討は、東芝エネルギーシステムズがこれまで発電設備を納入したTNB GenCoのジマイースト石炭火力発電所などに、CCS設備の導入に向けた取り組みを推進するもの。

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