東電HD、インドネシアでグリーン水素製造・運搬へ 実証前調査を開始

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 NEDO採択事業のスケジュールと実施体制図(出所:東京電力ホールディングス)
NEDO採択事業のスケジュールと実施体制図(出所:東京電力ホールディングス)

東京電力ホールディングス(東電HD/東京都千代田区)と、やまなしハイドロジェンカンパニー(YHC/山梨県甲府市)は9月6日、NEDO事業に採択された「地熱発電の余剰電力・排熱を活用した低廉かつ事業性のある水素製造・運搬を実現するための水素技術等実証研究」について、実証前調査を開始したと発表した。

同実証研究では、インドネシアでの地熱発電設備の余剰電力や排熱を活用した水素製造技術の設備構成、効率的な運用方法を検証し、グリーン水素・グリーンアンモニアの効率的な製造・運搬方法を確立すること目指す。実証前調査では、水素製造設備の仕様検討や現地許認可の確認、顧客開発を実施し、2024年度実施予定の実証研究に向けて準備を行う。

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