米Amazonは1月31日、2022年の1年間に11カ国133件の新たなプロジェクトを加え、再エネによる発電能力を8.3GW増強したと発表した。同社の再エネプロジェクトは世界22カ国401件(風力・太陽光164件、自社関連施設の屋上太陽光237件)、合計の発電能力は20GW以上となった。これは、米国の530万世帯、もしくはヨーロッパの1530万世帯に供給する電力量に相当するという。
同社は当初の目標である2030年よりも5年早い、2025年までの100%再エネによる事業運営を目指している。今後も、世界中のデータセンターや物流拠点、実店舗などへの電力供給に向けて、風力・太陽光発電プロジェクトを追加し再エネの調達を進めていく。